過去最大の難しい工事でした。

辻ヶ峰公園 忠霊碑修復工事です。

今回の工事は、私、荒木が石のお仕事を27年やっている中で、1番ドキドキした、難しいお仕事でした。

推定3.5トン

熊本地震で倒壊した

忠霊碑の据え直し修復工事です。

大きなクレーンが入ればなんて事ない工事ですが、今回の現場は丘の上で、大型のクレーンは入りません。

さて。どうしますか。

忠霊碑と灯籠などもバラバラです。

先ずは、小さなクレーンや機械が入るように、道を作ります。

そして、現場に入るなるべく大きなクレーンを搬入します。

クレーンをセット!

そして、1台では吊れないので、2台目を準備。

2台のクレーンを使い、少しずつ碑本体を土台に近づけます。

ここまでは簡単です。

本番はコレからです!

長さが、4メートル弱の石材を立てなければいけません。

怖いです。

立て方は・・・

その昔、イースター島のモアイ像を立てたやり方で、安全に立てる事ができました。

そして、更に土台に近寄せ。

1日目終了です。

お疲れ様でした。

 

そして2日目。

約1.8メートルの土台にセットします。

高いところに上がるので、ここでクレーンを1台追加して3台体制です。

少しずつ。

少しずつ。

安全に。

事前に土台の石材にあけておいた穴に、無事セット完了。

接続部のコンクリートが固まるまでクレーンで吊ったま2日。

クレーンを片付けて、ひと段落。

まずは、安全に終わってホッとしました。

全高6メートルくらいでしょうか。

大きいです。